巨人は24日、社会貢献活動「Ghands」の一環として、25、26日のヤクルト戦(京セラドーム)と、27日からの中日3連戦(東京ドーム)で西日本豪雨の被災地救援を呼び掛ける募金活動を実施すると発表した。

 京セラドームは6カ所、東京ドームは11カ所の入場ゲート付近に募金箱を設置する。また、25~27日は午後4時から、28、29日は正午から、それぞれ約10分間、選手が募金を呼び掛ける予定。

 この日のヤクルト戦(倉敷)前にも募金活動を行い、高橋由伸監督、長野久義、菅野智之、小林誠司と審判団が参加。高橋監督は「ここ岡山に来る前にも広島で募金活動をやらせてもらった。まだまだ暑いですし、復興活動も大変な時期だと思います。僕たちのできることとして微力ながら募金活動をさせてもらいました。大変な被害がある中、集まってくれた方、ファンのために試合でいいプレーを見せたい。いいプレー、いいゲームを見せることが一番。少しでも気の休まる時間にしてもらえたらと思います」と話した。

 また、20日からのイースタン・リーグ、日本ハム3連戦戦(ジャイアンツ球場)でも募金を呼びかけ、3日間で22万1280円が寄せられた。義援金は全額、社会福祉法人「読売光と愛の事業団」に寄託され、被害が甚大だった自治体で復興支援に充てられる。