ソフトバンク柳田悠岐外野手(29)が25日、福岡市内の病院でMRI検査を受け、軽度の頸椎(けいつい)捻挫と診断された。球団トレーナーによるといわゆる寝違えのような症状で、前日24日よりも痛みは治まっているという。チームを離脱することはなく、今日26日もロッテ戦に備えてヤフオクドームに来る予定だ。

 前日のロッテ戦(京セラドーム大阪)で、首痛のために途中交代。25日は新大阪から新幹線で福岡へ戻り「ちょっと良くなりましたよ。大丈夫です」と明るい表情で話し、軽症を強調した。この日は野手は休養日だったが、柳田はヤフオクドームで治療を受け、その後病院で検査を受けた。

 柳田は先週末に日本ハム戦を戦った札幌で症状が出たと言い、前日のロッテ戦の4回守備で本塁に返球した際に悪化させた。そのまま7回までプレーし、8回守備で交代。「首が固まったような感じ」と話していた。

 この日、工藤監督は「首なので、やっぱり気をつけないといけない。正直に言うと、あまり無理はさせたくない」と慎重。今日の出場については、当日の状態を見てから判断する。