DeNA平良拳太郎投手が、1カ月ぶりの先発マウンドに立った。3回までは中日打線は無安打に抑える、最高の立ち上がり。しかし本人の感触は違った。「立ち上がりから制球が不安定で、試合の中で修正することができませんでした」。

 その不安が4回に的中する。先頭大島を左前へ初安打を許すと四球で一、二塁。5番平田に適時打を許した。さらに失策もからみ、この回だけで3失点。5回にも1点を許し4回2/3を5安打4失点(自責3)で降板した。「攻める気持ちを持って投げ続けましたが、カウント不利な状況を多く作ってしまい、甘いボールを打たれてしまいました」。今季2勝目を逃した。