巨人が4カードぶりの同一カード3連勝をもぎ取った。先発のクリストファー・クリソストモ・メルセデス投手(24)が9回2失点で来日初完投で無傷の3勝目をマーク。

 ここまでデビューから3試合にわたり続いていた連続無失点を続けてきたが、6回1死二塁から桑原に2ランを許し、25イニングでストップした。

 それでも後続を打ち取り、最後まで1人で投げきった。「いつも通り低め、緩急を使って投げていこうと心掛けた。すごく暑かったけど、イニング間に水分補給をしてパワーを蓄えた」と熱帯夜で輝いた。

 斎藤雅樹投手総合コーチも手放しで褒めたたえた。「(9回のマウンドは)何も迷うことはなかった。どんどん攻めにいっているのが素晴らしい。(初失点後も)精神的な強さ、切替えの早さを持っている。いいピッチングをしてくれた」と評価した。