不敗だった巨人クリストファー・クリソストモ・メルセデス投手(24)に初めて土がついた。

 ここまで4戦3勝と防御率0・62と抜群の安定感を見せていた育成出身左腕。中7日で広島とのカード頭に登板した。

 初回から広島打線につかまった。2死一塁から鈴木に内角球を狙われ、左中間への先制の2ランを許した。4回には4連打、6回にも3連打を浴びて、自己最悪の6回11安打5失点。初めての敗戦投手となった。「ボール球をうまく使い切れなかった。いつも通りコントロールはできたが、ボール球をうまく使えなかったのが反省材料」と振り返った。