西武菊池雄星投手が7回4安打3失点で、6月22日以来の白星となる9勝目を挙げた。

 3回に茂木の2ランで先制を許したが、直後に味方が逆転。7回1死から田中にソロを打たれたが、援護にも恵まれ「野手のおかげで楽に投げられました」と、7回まで投げきった。

 2ケタ勝利に王手をかけたが「個人の成績よりも、とにかく優勝に貢献したい」と強調した。ただ、6試合ぶりの勝利。「勝ちがつくのは気持ち的に楽になります。5試合、勝てない間も同じことをやるのが大事だった。よかった」と素直に喜んでいた。

 辻監督は「ピンチはつくったけど、素晴らしい投球だった。本人も手応えがあったと思う。勝ちがついたのはよかった」と、ホッとした様子で話した。