ソフトバンク内川聖一内野手(36)が2回2死走者なしから三遊間を破るヒットを放ち、通算2041安打とした。ホークスのOBで前侍ジャパンの監督を務めた小久保裕紀氏の数字に並んだ。

 カウント2-2と追い込まれたが、日本ハム先発マルティネスの139キロのチェンジアップを左前に運んだ。「今はまだ(打撃が)しっくりこないというか、リラックスして打席に入りたいけど、なかなか」。この日を含めてここ5試合はクリーンアップから外れ「6番一塁」で先発出場。本来の打撃にはまだまだほど遠い。打撃上昇へ模索を続ける主砲だが、ここ3試合連続ヒットを放ち「気配」は感じつつある。

 チーム浮上のためにも安打を積み重ねるつもりだ。