楽天先発岸孝之投手が右膝の違和感のため1回でマウンドを降りた。

 立ち上がりから普段の球威、制球力がなく、1番秋山に中前打を打たれると2番源田を四球で歩かせ、3番浅村にスライダーを左翼席へ運ばれた。その後も森、栗山に四球を与えるなど不安定な内容。平石監督代行も故障が長びくことを懸念して交代させた。

 2回から登板したドラフト1位近藤弘樹投手も3連投ながら4回89球を投げて6安打6失点。平石監督代行は「序盤に(点を)離されまして、ピッチャーをつぎ込めない展開になって。近藤には申し訳ないですけど、できるだけ長いイニングを投げてもらう形になりました」と説明した。