日本ハムがシーソーゲームを制して、首位西武とのゲーム差を4・5に縮めた。

 2回に2点を先行したが、6回までに逆転される展開。相手先発は菊池で、厳しい展開となったが7回にエース左腕を打ち崩した。

 先頭の中島が内野安打で出塁し、二盗にも成功。2死三塁から近藤が粘って右翼前へポトリと落ちる同点適時打を放った。さらに中田も右前打で続き、最後はレアードが決勝の左前適時打を放った。

 9回には中田が2試合連発となる21号ソロで突き放し、守護神の浦野がリードを守りきった。

 栗山英樹監督は「まずは先に(勝利を)取れた。また、明日は(この日の勝利を)忘れて、必死になって取りにいく」。シーズンは残り38試合。逆転優勝へ、この3連戦は1戦必勝で臨む覚悟だ。