巨人先発のクリストファー・クリソストモ・メルセデス投手(24)が自己最多の129球で8回途中10安打5失点(自責2)と粘投も、2敗目(3勝)を喫した。

 3回まで無失点に抑えたが、4回に不運な形で先制を許した。安打と四球で1死一、二塁。高橋を一塁へのゴロに打ち取ったが、岡本が打球を後ろへそらし失策。二塁走者が生還した。

 マギーの本塁打で追いついた直後の5回には、1死一、二塁から大島、ビシエドに連続適時打を許し、2点を勝ち越された。

 8回には先頭高橋の遊ゴロを、遊撃手の山本が一塁へ悪送球。安打と送りバントで1死二、三塁とされると、代打アルモンテの遊ゴロの間に1点を追加され、マウンドを田原に譲った。

 4四死球と制球に苦しむ場面もあったが「ぎりぎりのコースに投げ切れたという感覚はある。アグレッシブに振ってきたので、僕もアグレッシブに投げたが相手が上回ったということ」と冷静に振り返った。

 高橋監督も「少しコントロールが苦しんだかなというのはあるけど、テンポ、リズムというのは悪くはないのかなと。そういった中でも8回途中まで何とか持っていった」と評価した。