ロッテは先発のマイク・ボルシンガーが2回の投球練習中に右手薬指と小指に力が入らなくなり、大事を取って降板。替わってマウンドに上がった左腕チェン・グァンユウが5回2安打無失点と好投した。

 チェンは2回こそペゲーロと西巻に連続安打を打たれて1死一、二塁とされたが、田中を三-二-一の併殺に仕留めてピンチ脱出。3~6回は島内に1四球を与えただけで無安打無失点とほぼ完璧な投球をみせた。

 「1イニング目は緊張したけど、2イニング目から落ち着きました。でもチャンスがもらえて良かった」。17日には故郷台湾で第1子女児が誕生したばかりで、父親になって最初の登板での好投に「すごくうれしいです」と笑顔をみせた。