ソフトバンク千賀滉大投手がプロ野球史上初の快挙を達成しながら、重要な首位対決の初戦で5回持たずKOされた。

初回先頭の秋山を見逃し三振。続く源田は空振り三振に斬ったが、フォークが大きくワンバウンドし振り逃げされた。浅村が三塁線への際どい打球で内野安打、山川が死球で1死満塁となった。続く栗山への4球目が暴投になり先制点を献上。中堅への二塁打で2点を加えられた。6番中村、7番森から三振を取り、プロ野球24度目の1回4奪三振をマークしたが、重い先制点を与えてしまった。なお、千賀は13年にも記録しており、2度マークしたのは史上初だった。

1点差に迫った5回には浅村に3ラン、山川にソロを連続被弾。5回途中で降板した。前回メットライフドームで登板した7月31日に続いての今季ワーストタイ7失点。「初回から失点してしまい、苦しい試合展開にしてしまった。大事な試合で、チームに迷惑をかけ申し訳ないです。もう少し、冷静になって投げるべきでした」と悔やんだ。