中日岩瀬仁紀投手(43)が2日、ナゴヤドームで今シーズン限りでの引退を表明した。

9月29日の阪神戦では前人未到の1000試合登板も達成。

「今年の成績を考えたときに、去年の契約更改の際に、去年の数字より悪くなるようなら引退すると言っていた。今年の成績が去年より良くないので、これ以上迷惑をかけるわけにいかない。引退すると決意した」と、岩瀬は話した。今季は47試合に登板し、2勝3セーブ、9ホールド。カムバック賞を受賞した昨季は50試合3勝2セーブ、26ホールドで、今季の試合での貢献度の低下が引退の引き金になった。9月に入って森監督から来季の現役についてたずねられた際に、引退の意向を伝えた。

30日に開催予定だった本拠地最終戦の阪神戦(ナゴヤドーム)が台風の影響で順延。その代替日程が決定次第、同阪神戦で岩瀬の引退セレモニーが行われる。