ソフトバンクは4日、ヤフオクドーム内で育成の斎藤誠哉投手(22)、育成の児玉龍也投手(24)、育成の幸山一大外野手(22)に戦力外通告を行った。

育成4年目の斎藤は14年育成ドラフト2位でソフトバンクに入団。先発の大型左腕として期待された。「高校の時からあった甘えが変わらなかった。今年は和田さんと自主トレをして意識が変わった」と勝負をかけた年だったが、左肩を2度、左内転筋も故障し、今季は2軍での登板はなかった。「まだやりきっていない」と現役続行を希望した。

育成3年目の児玉は神奈川大から15年育成ドラフト2位でソフトバンクに入団。プロ入りした後に森福(現巨人)を手本に腕を下げ変則左腕に。「今年は肩も肘もよくなかった。(台湾での)ウインターリーグにも2年連続行かせてもらって、今年にかけていたが」と話した。今季2軍では1試合、1イニングの登板だった。

育成4年目の外野手幸山は富山一から14年育成ドラフト1位でソフトバンクに入団。エンゼルス大谷に顔が似ていると話題になった。190センチの大砲候補だった。「春先はいい状態だったが1年間通して続かなかった。今後はまた考えます」と話した。