コロンビアで19日に開幕するU23(23歳以下)ワールドカップ(W杯)に出場する日本代表が15日、国内合宿を打ち上げた。千葉・鎌ケ谷での出発前最後の練習では、3番に入る予定のロッテ安田が稲葉監督にトスを上げてもらい約30分間ロングティーに取り組んだ。1球1球指導を受けて気持ちよさそうにスイング。強い直球に負けないよう、高めへのバットの出し方やヘッドの使い方を練習し、同監督から「ラスト5球」と言われると最後の5球をすべて柵越えさせた。

稲葉監督は「彼の成長がこれからのプロ野球に大きく影響を与えると思う」とべた褒め。これを伝え聞いた安田は「自分の実力ではまだまだなんで、もっともっと練習していきたい」と照れながらも「まずは打撃で貢献できるように。そして目標はあくまで2連覇なので、打てなくても声とかベンチワークで貢献できれば」と意気込んだ。