CSファイナルステージ突破に向け、ソフトバンクが「中4日」の“特攻ローテ”を組むことになった。今日17日にリーグ王者・西武とのCSファイナルステージが開幕。初戦のバンデンハーク以降、第2戦からはミランダ、千賀、東浜のファーストステージでの先発3投手が全員中4日で先発マウンドに上がる見込みだ。

苦肉の策だが、背に腹は代えられない。日本ハムとのファーストステージ突破から中1日。「1つも落とさないつもりで戦う。西武は打って打って、勝ってきている。投手が勇気を持って投げ込んでいけるかがカギになる」。この日、福岡から空路上京した工藤監督は、4連勝での突破を誓った。CSは4人の先発投手で回している。西武に1勝のアドバンテージがあるCSファイナルステージでは、初戦はもちろん、どの試合も黒星を喫するわけにはいかない。「まずは投手が前半に抑えて。自分たちのペースで試合ができるようにね」と投手陣に期待した。

ミランダ、千賀、東浜…。CSファーストステージでは3人とも白星を挙げられなかったが、獅子退治に、最後の力を振り絞る。