ソフトバンクの松田宣浩内野手、柳田悠岐外野手、甲斐拓也捕手の3人が29日、都内で行われた三井ゴールデン・グラブ賞の表彰式に出席した。

ソフトバンクからの3人は広島と並び、パ・リーグでは単独最多の受賞。6年連続7度目で、三塁手部門では、近鉄、中日で計7度受賞した中村紀洋と並び歴代トップになった松田宣は「野手は打って守って走るのが大事。こだわりのある賞。今年取れて、最多になったのでうれしい。これからは自分との戦い。8、9、10回と取れるように、目標を持っていきたい」と喜んだ。

2年連続4度目の柳田は「うれしい。昔の方がもっとがむしゃらな感じだった。今はもっと冷静になった感じですね。まだミスもあるし、もっとうまくなりたい」と話した。

両リーグ最高の盗塁阻止率4割4分7厘を記録し、日本シリーズでも6連続阻止でMVPを獲得。「甲斐キャノン」で話題になった甲斐は2年連続2度目の受賞。「うれしい。すばらしい賞。ぼくは守備を長所として入ってきて、これで勝負すると思ってやってきたので」と話した。