西武今井が、メジャー移籍を目指す菊池の穴を埋める。「自分もああいう姿に1年でも早くなれるように投げていきたい」。菊池からは11月29日の納会で「食事とか普段の生活、トレーニング、調整、全部出来てエースだと思う」と金言をもらった。その言葉を胸に「まずはケガせず1年間、上で投げること。先発の役目を果たしたい」と、来季の目標を掲げた。

今季は1軍初登板で初勝利を挙げるなど5勝をマークしたが「9月ぐらいからしんどいなと感じた。体幹や体の軸を鍛えて、フォームの安定性を上げないと」と課題を実感した。今オフは体作りを最優先とし、10日も所沢市内の球団施設で汗を流した。「オフに鍛えたのを維持するために、シーズン中もやっていきたい」。シーズン中にも体幹やウエートのトレーニングを行い結果を残してきた菊池に負けじと、練習に励む。