今季プロ初勝利を挙げたロッテの左腕、土肥星也投手(23)が12日、「マリーンズ・ベースボールチャレンジ」の一環として、市川市立大野小学校を訪問した。

あいにくの雨だったが、体育館で子供たちと触れ合った。マリーンズ・アカデミーの塀内コーチを相手にキャッチボールを披露。ベースボール型授業で指導も行った。その後、子供たちと一緒に給食を食べながら、質問に答えた。

子供たちからはロッテについてではなく、他チームについての質問が多く飛んだ。土肥は「ジャイアンツは強いですかって聞かれたから、陽岱鋼にホームランを打たれたって言いました。そしたら喜んでました。清宮についても聞かれて(イースタンで)ヒットを打たれたって言ったら、それも喜んでました」と苦笑い。

その上で来季に向けて「来年は僕も2桁勝つつもりで練習しているので。どんなバッターが来ても、気持ちで負けないようにしたい。ロッテファンも巨人に比べたら少ないんで(僕の活躍で)ちょっとでも多くロッテファンになってもらえれば」と意気込んだ。