西武にビッグなルーキーが加わった。

育成2位の北海・大窪士夢投手(18)が13日、埼玉・所沢で新入団選手発表会に出席。身長198センチで、阪神藤浪(197センチ)を抜き、日本人最長選手となる。「(自分より背の高い選手には)日本人では会ったことがありません。(セールスポイントは)この198センチの身長から角度ある直球と、コントロールです」と笑顔で話した。

小学6年で、すでに178センチあったという。2年生まではバスケットボールをしていたが、グラウンドで野球をやる友だちの姿を体育館で見て、「自分も野球がやりたい」と転身した。中学、高校では、バスケ部、バレー部の熱烈な勧誘を受けたが、野球愛を貫徹。育成だが、プロへの道を開いた。

ユニホームのサイズはXXL。先日のメディカルチェックで0・8センチ伸びていたそうで、現在の身長は198・8センチとか。「2メートル、行きたいですね」と笑う大窪のプロでの目標は「夢をかなえる」。

「支配下になり、1軍で活躍したい。たくさんの夢があります。全てかなえるつもりです」と、でっかく未来図を語った。