オリックスは13日、ヤクルトを退団した成瀬善久投手(33)の入団テストを2月の宮崎キャンプ中に行うと発表した。

期間は同1日から第2クールまでの予定。長村球団本部長は「(西村)監督とも話をしている中で、1回テストをして、見てみようかという話になりました。実績がある投手。当然1軍戦力として見込みがあるかというところを見たい」と説明した。

成瀬は03年ドラフト6巡目でロッテに入団。10年には当時ロッテの西村監督(現オリックス監督)の指揮のもと、エースとして球界史上初のリーグ3位からの下克上日本一に貢献した。15年にFAでヤクルトに移籍してからは3年間で計6勝11敗と振るわず、今季は故障で出遅れ1軍登板はなかった。長村球団本部長は「イースタンの試合でも、シーズン後半にはボールのキレが良くなってきていたと調査担当から報告も受けている」と明かした。