阪神望月惇志投手が20日、日本プロ野球選手会、JFAこころのプロジェクト夢の教室「ユメセン」に出演。「もっちー先生」として神奈川・川崎市立菅生小学校で5年生と向き合った。

授業では自らの野球人生を振り返り、故障などの挫折も踏まえて分かりやすく伝えた。諦めずに目標に向かう大切さを伝え「僕はケガを結構経験している。挫折して諦める人とかも出てくると思いますし、ケガをしたときに支えてもらっている人への感謝とか、諦めずに夢に向かってというのは伝えたいなと思いました」と振り返った。

授業では子どもたちも夢を発表。「世界一の漁師になる。もっちー先生より大きなマグロを釣りたい」と身長189センチの望月級の大物を狙うと語る子どももいた。望月は「すごくかっこいいね。釣ったら送って、プレゼントしてね。先生もそのときまで野球をやれるように頑張る」と約束。笑顔のたえない夢の授業となった。