阪神森越祐人投手(30)と岩貞祐太投手(27)が、中西清起氏(56=日刊スポーツ評論家)とともに22日、大阪市内のショッピングモールで行われたトークショーに参加した。

岩貞は今季について「前半に結構、飛ばしてそれなりに勝てていたけど、後半は8月くらいから勝てなくて責任を感じていました。来年はそうならないようにしっかりスタミナをつけていきたい」とファンの前で誓った。

今シーズンを振り返って、森越は9月28日の中日戦(ナゴヤドーム)を挙げた。阪神が3-1とリードして迎えた5回裏。遊撃で出場していた森越は、先頭の中日大島の詰まった当たりを必死にさばくも内野安打に。続くビシエドが放った二遊間への打球を好捕したものの、送球が高く浮きセーフに。無死一、三塁からまたも遊撃に飛んだアルモンテの打球をはじいて足で蹴る形となり、失点した。不運な当たりが続いた苦い思い出を振り返り「来年はしないように頑張ります」と話した。

トークショーの中では質問コーナーや即席の野球教室も行われた。「どうしたら(野球が)うまくなりますか?」という野球少年の質問に森越は「まじめな生活。規則正しい生活をすること。毎日努力することです」と答えた。