連覇へ向けて、西武が新年から吉兆に恵まれた。

2日、辻監督が埼玉・所沢の西武所沢店で行われた「選手とファンとの集い」に参加。元日に東京・芝の増上寺へ初詣に出かけた際、引いたおみくじが2年連続で大吉だったことを明かした。「去年も大吉、今年も大吉。いいことは信じますよ。悪いことは信じないけどね。そこだけはポジティブなんです」と素直に受け止め、自宅で大切にまつっている。

昨季のVも、年明けの吉兆から始まった。貯金25と力を見せつけてのリーグ制覇。菊池がメジャー移籍、捕手の炭谷と主将の浅村のFA移籍で戦力ダウンとの見方もあるが、チーム力と競争力でカバーする。捕手3人体制を明言し、森と岡田を軸に3番手には中田を想定する。主将には秋山を指名。「1年前も秋山を考えていた。秋山がまた1つ成長してくれたら」と期待を込めた。【栗田成芳】