巨人阿部慎之助捕手(39)が6日、米グアムで異色の合同自主トレで本格始動した。晴天に恵まれた門出は、17年の女子硬式野球U18アジア選手権に出場し、侍ジャパン女子代表として優勝した平成国際大・金満梨々那(1年)と韓国プロ野球の斗山ベアーズのパク・セヒョク捕手との異色の“捕手トリオ”でトレーニングを敢行。

二塁送球、フットワーク、キャッチボール、ロングティー打撃など、約3時間のハードメニューを消化。国境、男女の枠を超えた合同トレに阿部は「なかなかシーズン中はこういうことはできない。お互いにいい刺激になった。みんな、それぞれがいい成績を残せるように頑張りたい」と充実感をにじませた。金満は「すごく勉強になった。捕手としての心得も学べた。『勝つために捕手に戻る』と言ったのが格好良かった。女子野球の『阿部さん』と言われるように頑張りたい」と話した。パクも「最高です!」とサムアップのポーズをつくり感謝した。