阪神藤浪晋太郎投手(24)が12日、今年初のブルペンに入った。

力強い直球約40球を投げ込み、最後の10球は捕手を座らせた。この日はシーズン中のセットポジションからではなく、投球の大半をワインドアップで投げた。藤浪は「そのほうがリズムよく投げられる。振りかぶってもノーワインドアップでもセットポジションでも、こだわりはないんですけどいい感じで投げられてますね」と説明した。

今オフは競馬の武豊騎手が総合プロデュースするジムに通い、肩や股関節の可動域を広げるトレーニングなどを積んできた。「動かしやすいというか、いいバランスにつながっている」と投球に手応えもあった様子。投球を重ねながら、しっくりくるフォームを探していく。