日本ハムのドラフト1位ルーキー、吉田輝星投手(18=金足農)が18日、初めてブルペン入りし23球を投げた。日本ハムの主なドラフト1位投手の初ブルペンは以下の通り。

◇ダルビッシュ有 05年2月15日 春季キャンプ第3クール初日に初ブルペン。捕手を立たせて直球を20球投じ、「ひざはまったく問題なかった。まだまだ投げられるという感じです」。新人合同自主トレ初日に右ひざ関節炎でドクターストップ。軽いランニングやストレッチなどの別メニューが続いていた。

◇斎藤佑樹 11年1月18日 新人合同自主トレで初ブルペン。球団関係者と125人の報道陣が見守る中、捕手を立たせたまま、計32球。カーブを6球、スライダー、チェンジアップも各1球織り交ぜた。「フォームのバランスを意識しながら投げました。他人に流されず、自分のペースで調整したいので。まだ1月。もうちょっと投げたい…というところでやめました」。

◇大谷翔平 13年1月24日 新人合同自主トレで初ブルペン。捕手を立たせ、カーブ7球を交えて計31球を投げた。大半がセットポジションからの投球で「今日はフォームを意識して、力を入れないようにしました。横振りになるクセがあるので、カーブを投げました」。捕手を務めた近藤は「145キロは出ている」と驚き顔だった。ブルペン投球の後はフリー打撃を行い「投げた後の方が体がキレている」と51スイング中、安打性が18本。二刀流の実力の片りんを見せた。