中日のドラフト1位根尾昂内野手(18)が26日、大阪府大東市の大阪桐蔭の卒業式に出席した。野球部員らが所属する3類216人の代表として根尾が卒業証書を受け取った。また、学校を休まず通ったことで皆勤賞、全国大会制覇したことで桐蔭特別名誉賞、3類功労賞も授与した。

「すばらしい3年間を過ごさせてもらった。硬式野球部として甲子園で優勝させてもらったことも、日々の練習も楽しいことばかりじゃないけど、いい思い出」と、根尾は3年間の高校生活を振り返った。

またセンバツ出場を逃した後輩たちには「春に出られないのは決まったが、ここからのがんばり、練習のやり方次第で、春、夏と変わっていける。日本一目指して頑張って欲しい」と、エールを送っていた。

23日に痛めた右足ふくらはぎについては、「しっかり治さないといけないと思っている。しっかりできることに集中する」と、話した。卒業式後、根尾は沖縄入りし、27日の読谷村での2軍合同自主トレに合流する。