ヤクルト小川淳司監督(61)が7日、浦添キャンプの特打で打撃投手を務めた。

75年夏の甲子園優勝投手が剛腕を披露した。村上、西田、広岡に101球の熱投。15分間テンポよく、大きな投球フォームから右腕を振り下ろした。小川監督といえば75年夏に習志野(千葉)でエースとして全国制覇を達成。ANA BALLPARK浦添の室内練習場では「甲子園優勝投手!」の声が飛んだ。

若手の練習相手を務め「肩が回らないから、腸捻転になりそう。ストライクを入れるのに必死だった」と身体的なダメージを負った様子。それでも「投げてみるのは違うよね。投げる方から若い選手のバッティングが見られて良かった」と満足そうな表情だった。