最後の1枠は譲らない! 阪神馬場皐輔投手(23)が21日のオープン戦のロッテ戦(ZOZOマリン)に登板し、開幕ローテ6番手の座を奪いにかかる。

「まずは目の前の試合で結果を出さないといけない立場。今までやってきたものを、今自分が持っているものを出せる準備をしたい。それをどういう風に引き出せるかがカギだと思っています」と気合十分だ。

先発ローテは「3・29」開幕ヤクルト戦から順番にメッセンジャー、岩貞、西、ガルシア、青柳までが確定。残り1枠を巡り、馬場、秋山、浜地が激しく争っている。秋山は昨秋の右膝手術から慎重にリハビリを進め、19日のウエスタン・リーグ開幕中日戦に登板する。浜地は馬場と同じく21日ロッテ戦に登板予定。ただ、秋山はまだ1軍戦に登板しておらず、浜地は前回登板で結果を残せていない。

馬場は今回快投を披露すれば、初の開幕ローテ入りが見えてくる。「直球、変化球ともに膝の高さに集めていきたい」。持ち味の丁寧な制球を意識し、6番目の椅子を引き寄せる。