東大の4番岡俊希外野手(3年=小倉)の先制3ランも空砲に終わった。

初回1死一、二塁で、カウント1ストライクから慶大・高橋佑の2球目、インロー127キロ真っすぐに反応。くるっと回転し、左越えへ放り込んだ。通算3号に「少し詰まりましたけど、入ってくれました」と振り返った。

前カードまで内角真っすぐでストライクを取られる場面が多かった。試合があいた2週間で修正を重ねた成果が出た。もっとも、後の3打席は変化球中心に攻められ3三振。チームも大敗した。2回戦へ向け「切り替えてやるしかない。(3番の)辻居さん、(5番の)武隈、自分の3人が打たないと勝てない」と、主軸の自覚を口にした。