中日鈴木博志投手が守護神の座を剥奪された。6点ビハインドの9回に鈴木博の登場曲が流れた。敗戦処理の役割を与えられたが、ここでも結果を残せない。先頭の代打乙坂に中前打。2死一、二塁から柴田にダメ押しとなるタイムリーを許した。

29日のDeNA戦(ナゴヤドーム)では同点の11回に登板。1回3安打1失点で、今季2敗目を喫した。リーグトップの14セーブを記録しているが、ストッパーとしての信頼感が揺らいだ試合だった。

阿波野投手コーチは、「少し違った展開で何試合か投げさせる。やがて(守護神に)戻ることもある。シーズンの中で成長させたかったが、5月は常に同じ展開が続いた。1回外して、取り組むことに取り組ませる」と説明。31日からの巨人3連戦(東京ドーム)は同行するが、中継ぎで出直しすることになる。代役の守護神には、R・マルティネス、ロドリゲスのカリビアンコンビがダブルストッパーとして準備することになりそうだ。