ロッテ鈴木大地内野手が攻守で存在感を見せた。5回の守備では一、二塁間を抜けそうな当たりを好捕し、打撃では2安打。打率を再び3割台に乗せた。

東京五輪では登録できる選手は24人と限られる。そこで鈴木だ。内野全ポジションに加え、今季は左翼も守った。高いリーダーシップも併せ持つ。

初回に先発岩下がつかまると、3度マウンドに歩み寄り「自分は技術的なことは言えない。『頑張れ』とだけ言いました」。攻守だけでなく精神的な支柱としてもチームを支える。