早大・徳山壮磨投手(2年=大阪桐蔭)がリーグ戦初完投、初完封勝利を挙げて東大に連勝、勝ち点を2とした。

3点リードで迎えた9回、無死一、二塁のピンチを招いたが、次打者を三ゴロに仕留めると、三塁手がベースを踏み、二塁→一塁と転送されて、トリプルプレーが完成、試合が一瞬にして終了した。

被安打3、奪三振は11。雨が降りしきる中、三塁を踏ませなかった。徳山は「下(マウンド)が悪いんで、打たせてとるピッチングを心掛けた。最後は外のスライダーでゲッツーを狙いました。トリプルプレーは初めてだと思います」と振り返った。

17年のセンバツ優勝メンバーだ。早大に入学した昨春の開幕戦でいきなり救援のマウンドに立つなど、期待の本格派右腕だ。これがリーグ戦3勝目(今季2勝1敗)になる。「残る立大、慶大戦も頑張ります」と話していた。