ロッテは7日、6日に元監督の金田正一氏が亡くなったことを受け、秋季練習前に黙とうをささげた。選手、コーチ、スタッフは左袖に喪章を付けて臨んだ。金田氏は73年から78年、90年から91年と2度監督を務めた。

井口監督は「今年もドームで1回お会いさせていただいて、いろんな話をさせてもらった。まさかという感じです」と驚きを隠さず。「記録を見れば400勝。我々のイメージは74年にロッテが勝率1位で優勝した時の監督。気さくにいろんな話をしていただいて、ぼくが監督になった時も監督がどういうものなのか教えていただいた」と監督としての先輩に感謝した。

金田氏との思い出を問われると「いつもマリンに来た時は(投手が練習中の)センターまで行って『ピッチャー陣もっと走れー!』というようなパワフルな方だった」と振り返り「74年に優勝して以来、我々は(勝率1位での)優勝をしてないので、74年以来の優勝を目指してやってきている。何とか少しでも追いつけるようにやっていきたい」と優勝を誓った。