2年前とは別人がそこにいる。三菱日立パワーシステムズの浜屋将太投手(20)は、樟南のエースとして甲子園のマウンドを踏んで2年。ウエートで安定した下半身を作り、体重は20キロ増。最速148キロの直球と制球力を手に入れた。

「投球動作に入るとき、体幹を意識したら体重が乗るようになった」。今年3月11日のパナソニック戦で9回に登板。打者がのけぞるほど、力のある真っすぐで2三振を奪い試合を締めた。

「上のステージで力を試したい」。成長は止まるところを知らない。