巨人高橋優貴投手(22)が、背番号「26」への変更を検討されていることが3日、分かった。

「12」を背負った1年目は開幕ローテ入りし、5勝7敗、防御率3・19。CS、日本シリーズでも先発した。巨人の「26」は西本聖がエースの番号に育てあげ、18年まで内海哲也がつけたことで、高橋一三らの「21」とともに左腕のイメージが付加された。2年目のジンクスに打ち勝つとともに、西本や内海のような投手陣の柱に成長する願いが込められているとみられる。

今季も積極的な背番号シャッフルでチームを活性化し、結果に直結させた。「42」から「11」に変更した山口は最多勝、最多奪三振、最高勝率の3冠を達成。「36」から「35」に変更した桜井は、プロ初勝利を含む8勝を挙げ、「98」から「63」に変更した増田大は、プロ初出場から一気に75試合に出場し、チームトップタイの15盗塁で1軍に定着した。高橋が左腕エースのシンボルを背に、さらなる進化を遂げる。