巨人原辰徳監督(61)が、楽天から国内FA権を行使した美馬獲得へ直接出馬した。宮崎での秋季キャンプから一時帰京していた13日、都内で行われた4度目の交渉に同席。「きちんと自分の、ジャイアンツの監督としての気持ちは伝えることができたと思います。好印象というしかないですね。簡単に言えばジャイアンツで一緒にやろうということですね」と言った。

大塚球団副代表は、指揮官と初対面した美馬の反応について「オーラを感じたと。イメージと違った」と言っていたとし、「コーチには厳しいけど、選手には厳しくないよと話しました」と説明した。3年総額5億円規模の条件面に加え、生活環境を重視する美馬の希望に応える準備を進める。原監督が出馬した交渉が最後になる予定で「監督としてきちんと伝えた方が誤解がない。1つの選択の材料になるならば、しっかり伝えることができた」と吉報を待つ。