阪神大山悠輔内野手(24)が5日、兵庫・西宮市の球団事務所で契約交渉を行い、今季年俸3000万円から1700万円増の年俸4700万円で更改した。

3年目の今季は自身初の「4番」で開幕。初の全試合出場(143試合)を果たし、打率2割5分8厘。目標としていた規定打席にも初めて到達した。自己最多の14本塁打、76打点はともにチームトップの成績となった。ただ、シーズン終盤からは助っ人マルテに4番の座を譲り、4番での先発出場は108試合にとどまった。

シーズンを振り返り「悔しいシーズンというか、成績もそうですけど僕の成績がチームの勝敗というか。そういった打順を打っていたので(自分が)打てなければ負けてしまいますし。悔しいシーズンでしたけど、今年1つの目標であった規定打席は到達できましたし、全試合出場できたので、そこはプラスに考えて。プラスのシーズンかなと思います」と話した。

来季は加入が決定的な新外国人ボアや2年目マルテらと一、三塁の定位置を争う。来季の目標を聞かれると「143試合フルイニング出場。今季は全試合出ることができたので、来季はフルイニング出られるように。レベルアップしていきたいと思います」と、力強く決意を語った。(金額は推定)