オリックスは阪神・淡路大震災の発生から25年たった17日、今季、ほっともっとフィールド神戸で行う公式戦全8試合を対象に「THANKS KOBE~がんばろうKOBE25th~」を開催すると発表した。監督、コーチ、選手は震災に遭いながら優勝した95年当時のオリックス・ブルーウェーブ復刻ユニホームを着用して戦う。当時と同じワッペン「がんばろう KOBE」も縫いつけるという。

Vメンバーの田口壮野手総合兼打撃コーチ(50)は「僕にとっては、すごく思い入れのあるユニホーム。あのユニホームを着ると気持ちが引き締まってきます。もう1回、神戸のファンの皆さんと戦えるなという思いになります。勝ちたいですよね。元気な姿を神戸のファンの皆さんに見せたい。強かった時代を思い出してもらうためにも、勝たなきゃいけない」と気合を込めた。

また、当時のOB選手によるトークショーなども神戸市と企画して実施予定。開催日程は以下の通り。3月28、29日の西武戦、6月19、20日のロッテ戦、7月17、18日の楽天戦、9月8、9日の楽天戦。