楽天は20日、今季のキャプテンに茂木栄五郎内野手(25)が就任すると発表した。昨季は銀次が務めていた。

早大から15年ドラフト3位入団の茂木は1年目から4年連続で100試合以上に出場。4年目の昨季は遊撃手のレギュラーとして自己最多の141試合に出場し打率2割8分2厘、13本塁打、55打点をマークした。球団を通じ「三木監督からキャプテンのお話をいただきました。正直びっくりしましたが『イーグルスのためにも、茂木自身のためにもキャプテンをやって欲しい』と言っていただき、身の引き締まる思いです。これまでの野球人生でキャプテンをするのは初めてです。監督からは『今まで通りやってくれたらいい』と言っていただいているので、これからも自分のできることをしっかりやっていきたいと思います。今年は今まで以上に覚悟を持って、チームの優勝に貢献できるよう頑張ります」と決意を示した。

三木監督も球団を通じ「今シーズン、キャプテンは茂木にやってもらいます。茂木に対して、キャプテンを務めることでいろいろなことを感じ、成長につなげてもらいたい、それと同時に、そのことがチームの将来へ向けての前進となると感じるからです。茂木には、1年間チームとして戦っていく中で、さまざまなことがあると思いますが、キャプテンとして中心となり、チームを引っ張っていって欲しいと思います。ただ、背負い過ぎず、茂木らしさを出してやってもらいたいです」と期待を込めた。

キャプテン制度は11年から始まり初代は鉄平(11年)、2代目は松井稼(12~14年)、3代目は嶋(15~18年)、4代目は銀次(19年)で茂木は5代目となる。