2年連続大役!! 広島佐々岡真司監督(52)が1月31日、大瀬良大地投手(28)に昨年に続いて開幕投手を任せることを明かした。
チームはキャンプ地の宮崎・日南に入り、宿舎での全体ミーティング後に公言した。昨年から「エース」として信頼を寄せる右腕への期待の表れで、年末に伝えられた大瀬良も「真のエース」への決意を新たにした。
◇ ◇ ◇
近年では異例の早さでの大役指名に、期待値がにじんだ。春季キャンプ前日。佐々岡監督の口から開幕投手が内定したことが発表された。「エースとして、また投手陣の柱として引っ張っていってくれという気持ちで伝えています」。指名されたのは、もちろん大瀬良だ。投手コーチだった昨年から「エース」と絶大な信頼を置かれてきた。
大瀬良 この時期に発表してもらえることで、より責任と自覚が必要になってくる。チームを引っ張っていけるように、また明日から気を引き締めてやっていきたい。
昨年末、佐々岡監督からの電話で伝えられた。「背筋がピシッとなるような気持ちで受け取りました」。初めて経験した昨年の開幕戦で勝利。責任、重圧、緊張感…すべてが違った。特別なマウンドであり「誰にも譲りたくない」ものだった。
今オフは昨季までの2段モーションをやめてシンプルなフォームに取り組んだ。ただ「自分の中でしっくり来ていなかった。いつでも戻せるとは思うけど、すっきりさせたかった」。1月29日。キャンプ前最後となったブルペンで2段モーションに戻す決断をした。球を受けた会沢からもお墨付きをもらった。「これですっきりキャンプに入れます」。フォームの方向性が固まり、3月20日の中日戦(マツダスタジアム)でのシーズン開幕に向かっていく。
広島の2年連続開幕投手は前田(ドジャース)や黒田氏、北別府氏、そして佐々岡監督らエースと呼ばれた大投手ばかりだ。佐々岡監督がこの時点で公にしたのは、大瀬良への強いメッセージとも言える。右腕も「チームの優勝、日本一にいいスタートを切れる投球ができるように調整していきたい」と覚悟を決めた。20年シーズンに向けた道のりは、真のエースとなる準備期間でもある。【前原淳】



