新加入の楽天涌井秀章投手が2日、今年初のブルペン投球で表情一つ変えずに、貫禄を見せつけた。おなじみのオールドスタイルでマウンドへ上がり、立った捕手へ直球のみ47球。ゆったりと力感なく淡々と右腕を振った。

「キャッチボールの延長で4、5割くらいの力。思ったよりはいい回転。傾斜を使って忘れていた感覚を取り戻していけたら」と手応えを示した。再現性の高さが数字に表れた。全47球中ストライクは28。内訳は前半23球中11ストライクで47・8%に対し、後半24球中17ストライクで70・8%と違いが出た。外角低めだけを狙い「ずっと同じ投げ方で投げられるように体に染みこませる。それがキャンプのブルペンでは重要」と感覚と結果の差を埋めた。第1クール残り2日もブルペン入り予定。「あまり注目されていないところでやるので、みなさん目立つところにいないでください」と報道陣をジョークでけん制? した。【桑原幹久】