大阪桐蔭魂で1軍デビューじゃ! 広島2年目の正随(しょうずい)優弥外野手(23)が2日、宮崎・日南春季キャンプのフリー打撃で先発ローテ候補の山口から2本の柵越えをマークした。

今オフは母校・大阪桐蔭の先輩で日本ハムの中田翔外野手(30)に弟子入り。右の大砲エキスを吸収した将来の4番候補が、1軍戦力を目指してパワフル打撃に磨きをかける。

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フリー打撃の15球目、正随が振り抜いた打球は左中間スタンド奥深くまで飛んでいった。最後の26球目にも再び左中間スタンドまでかっ飛ばした。先発ローテーション候補の山口を相手に、20スイングで2発を含む安打性4本。「ミスショットが多かった」と打撃内容に満足はなかった。

長打力を磨くべく、オフは母校の先輩で同じ右打者の日本ハム中田に弟子入りした。主に打撃における力の入れ具合などを学んだという。「(左肩が)開かずに、左胸を見せるのを極力我慢するという感じ。自分は右肘が入ってこないので、右手の使い方だったり…。頭にはあるんですけど、まだ技術的にできていない。意識はしています」と試行錯誤を続ける。

将来の主砲候補の1人なだけに、首脳陣の期待も高い。朝山打撃コーチは「もともと飛ばす力はある」と一定の評価を置き、「中田翔と自主トレをやって、バットの入りもよくなってきた。引っ張るだけではなく、逆方向にも飛んでいる」と目を細めた。特にマシン打撃で逆方向を意識しているという正随は「センター方向に力が伝わる打撃ができれば、右方向にも思ったより飛距離が出たりする。対投手でもできるようしたい」と力を込めた。

1年目の昨季は1軍出場0試合に終わった。「普段の練習が全部アピールになる。シート打撃や紅白戦で結果を残さないといけないので、しっかり準備したい」。主砲への道を1歩ずつ着実に歩んでいく。【古財稜明】

◆正随優弥(しょうずい・ゆうや)1996年4月2日、広島県出身。大阪桐蔭、亜大を経て18年ドラフト6位で入団。昨季は2軍戦105試合に出場し、打率2割8厘、6本塁打、39打点。祖父は広島OBで外野手だった三原卓三氏。。180センチ、96キロ。右投げ右打ち。