BCリーグ開幕(4月11日)に向けてキャンプ中の新潟は24日、新潟市のハードオフ新潟(エコスタ)で練習を行った。

14日から同球場でキャンプインの予定だったが、新潟市内での新型コロナウイルス感染者増大により、市内の施設が使用禁止となり、長岡市でキャンプを行っていた。しかし、23日から制限付きでの使用が許可され、今季初めてエコスタで汗を流した。

青空と曇り空が交互に顔をのぞかせる天候の下、選手はエコスタのグラウンドで気持ち良く汗を流した。「選手も気持ちが乗るでしょう」。清水章夫監督(44)が見守る中、午前9時から午後4時まで守備の連係、打撃練習と、次々にメニューを消化した。

23日に県から利用再開が発表された。会議室や室内練習場などはまだ使用できないが、グラウンドとロッカールームは試合時と同様に使える。今季、主将を務める内藤晃裕内野手(23)は「長岡でも十分に動いていたのでコンディションに問題はない」。同時に「やはり、ここ(エコスタ)に来ると、始まるという雰囲気になる」とギアが入った様子。

新潟は今日25日、埼玉と今季初のオープン戦を熊谷さくら運動公園野球場で無観客で行う。内藤は「失敗を恐れずに攻めの姿勢でいきたい」と、開幕に向けた最初の1歩に気持ちを込めていた。