BCリーグ・茨城アストロプラネッツはホーム開幕戦を白星で飾れなかった。

20日のBC・武蔵との開幕戦では5-5で引き分け。2戦勝ちなしとなった。

3回2死一、二塁、井川翔内野手(22)の中前適時打で1点を先制。直後の4回に連打と失策で4失点と逆転を許した。10安打を放つも2得点止まり。坂克彦監督(34)は「チャンスの時は相手バッテリーも必死で抑えにくる。来た球で勝負していくだけではダメ。今日の負けを生かす、生かさないは今後の野球人生に関わってくる」と選手に活を入れた。

新型コロナウイルス感染拡大の影響でリーグ開幕が4月18日から6月20日に延期となった。今後の観客を入れての試合開催を目指す上でのテストとして、ファン20人と球団関係者合わせて50人がスタンドで見守った。指揮官は「お客さんがいるといないとでは大違い。選手たちも恥ずかしいプレーはできないと思う。楽しめるものが少ない中で、お客さんたちも楽しんでもらえたらと思います」と願った。【湯本勝大】