ロッテのドラフト1位、佐々木朗希投手(18)が14日、1軍遠征同行中の札幌ドームでキャッチボールを行った。

約12分間、小池ブルペン捕手を相手に60球を投げた。20メートルほどの距離で力感はなく、ボールの感覚を確かめるような投げ方だった。公の場でキャッチボールを行うのは、5月26日にプロ初のシート打撃に登板し160キロをマークして以来、7週間ぶり。これまでも、室内練習場などではボールを使ったドリルなどは行っていたとみられる。

6月にはシーズン開幕前の1軍練習試合で登板する予定だったが、コンディション不良で回避していた。井口監督は6月4日に「5月26日にシート打撃で投げてから、体調面でまだ戻らないところもある。肉体的だったり、疲労も抜けづらくなっている。今回の練習試合は見送ろうかなと思う。再度調整してもらい、フォームもまだ固まっていない部分もあるので、しっかりと作り直してやっていけたら。1軍に帯同して、管理しながらやっていく。急ぐ必要はないと思うし、徐々にレベルアップしていけたら」と話していた。