ヤクルトに新加入した歳内宏明投手(27)は、NPB復帰後初白星を手にすることができなかった。

2度目の先発となったが、2回1/3を被安打8の3奪三振、1四球の56球で5失点。制球に苦しみ、ストライクを取りにいった球を痛打された。

高津臣吾監督は「前回(16日DeNA戦)よりは、もちろん良くなかった。コントロールできなかったし、球が全体的に高いというところはあった」と振り返った。

チームは今季、ナゴヤドームで9戦2勝5敗2分け。“鬼門”となっている。ナゴヤドームでの試合は、残り3戦。指揮官は「ナゴヤ(ドーム)に来たから長打が減るかと言ったら、今日なんかボコボコ打たれている訳で、ちょっと分からないけれども。多少のグラウンド、マウンドの違いであったりというのは選手は結構、すぐ反応してしまうのはあると思う。雰囲気だったり、名古屋で全然勝てないのは気になるところ」と明かした。