広島菊池涼介内野手(30)が二塁手としてはプロ野球史上初となるシーズン無失策、守備率10割を達成した。シーズン最終戦はベンチスタートで、出場機会がなかった。

菊池涼は10月15日巨人戦で93年和田豊(阪神)のセ・リーグ守備機会連続無失策記録(432)を27年ぶりに更新。その後も記録を伸ばし続け、今季は106試合に出場して193刺殺、310補殺で、連続無失策記録は503となっている。

▼菊池涼が今季、二塁手として103試合を守り、503守備機会(刺殺193、補殺310)で失策0の守備率10割。守備記録の規定試合数はチーム試合数の3分の2以上で、同ポジションの守備率では87年高木豊(大洋)の9割9分7厘を抜くプロ野球新記録。内野手のシーズン無失策は一塁手で過去3人が記録しているが、二塁手ではプロ野球史上初めて。