ロッテ井上晴哉内野手(31)が19日、セ・パ両リーグが制定する「スカパー! サヨナラ賞」の10、11月度受賞選手に選ばれた。

井上自身は初受賞となる。「僕自身、勝利に直結する一打を打てるというのを光栄に思いますし、常に勝つことを考えてプレーしているので、本当にいいところで出て、こういう賞をもらって、本当にうれしく思ってます」と感謝を口にした。

10月13日の楽天19回戦(ZOZOマリン)の9回1死一塁で、右中間へサヨナラ適時二塁打を放った。コロナ禍で主力が多く離脱する中での貴重な白星となり、自身も不調に陥っていた井上は涙を流した。

「みんなが抜けて、チームも苦しい状況で勝てない試合もありましたし、自分が足を引っ張ってきたという責任を感じていたところで、サヨナラヒットという形で決められた。それを考えれば考えるほど震えてきて、おれやったんだな、みたいな感じで熱くなりましたね」と振り返った。